こんな工作の悩みがある方におすすめ
こんな気になる悩みが解決できる記事になっています。
実際に私も文具屋で買えるものだけを使って、最近では博物館にあるものと同じくらい大きな電車模型を作ることができました。
今回紹介する工作道具を使えばだれで厚紙を使っていろいろなものを作ることができます。もちろん自由研究にも使うことができます。
記事前半では必要な道具について、後半では厚紙工作で気を付けることを紹介しています。

厚紙工作でどんなものができるのか
結論、なんでも作れます!厚紙は切り方さえ工夫すればどんな形にでもできます
例えばこの写真。

一部、厚紙以外を使っていますが、ほとんどは紙で作っています。いきなり作り出すのが難しい場合は、思い描いた立体をどうやったらできるのか、いらない紙で作ってみるのがおすすめです。
また家やビルなど直線部分が比較的多いものの方が作りやすいです。
根気と厚紙さえあればどんなものも形にすることができます。
厚紙工作に絶対必要なもの5選
工作に必要なものは
- カッターナイフ
- カッターマット
- 金属の定規
- 薄い鉛筆
- ボンド
の5つです。それぞれどんな時に必要なのかを紹介していきます。
カッターナイフ
まっすぐ厚紙を切るために必要です。ハサミではきれいな直線を切るのが難しいためカッターナイフをおすすめします。
おすすめするのがオルファの内装プロ用シリーズです。軽い力でコピー用紙などはスッと切れて工作に重宝しています。見た目がかっこいいのもポイントです。
このカッターナイフについてはこちらの記事で詳しく紹介しています!
金属の定規
フリーハンドでカッターナイフを使ってしまうときれいな直線にカットできません。
定規もプラスチックや竹製のものを使うと、定規が削れてしまい使えなくなってしまいます。そのため金属性の定規を使います。
プラスチック製のものでも、カッターナイフを使っても削れないように加工してあるものもあります。
ただプラスチック製だとメモリの印刷が使用していると徐々に薄くなっていくため、金属製のものをおすすめします。
カッターマット
机に傷をつけないために必要です。大きすぎると収納しづらく、長年立てかけていると自重で湾曲して使いにくくなります。
小さすぎると大きな厚紙を切る際、いちいちカッターマットをずらす必要がるのでA4サイズがおすすめです。
薄い鉛筆
カットするためのガイドラインを書き出すために使います。点を2つ書き、その2点間を結ぶように線を描けば直線が描けます。
鉛筆の濃度が濃いと目立ってしまったり、消すのに苦労したりします。
濃さとしては2Hがちょうどよいです。
ボンド
紙と紙を接着するために必要です。液体のりや固形のりでもいいと思いますが、強度的に木工用ボンドをおすすめします。
ちなみにボンドは表面が少し乾いてからくっつけると効果的です。
白い入れ物の速乾性のボンドがおすすめです。
こちらで紹介した道具は文房具店や通販でそろえることができます。あなたに合った道具で工作をを楽しんでください!
厚紙工作にあると便利な道具4選
ここでは、あった方が便利なものを紹介します。
それは
- コンパスカッター
- 曲がる定規
- アロンアルファ(瞬間接着剤)
- 彫刻刀
です。どんな便利なことがあるのか掘り下げて紹介していきます。
コンパスカッター
コンパスの片側がペンではなくカッターナイフの刃がついているものです。
円をきれいに切ることができ、車のタイヤなどを作るのに便利です。

曲がる定規
曲線の長さを正確に測れたり、きれいな曲線を描くことができます。
アロンアルファ
乾燥までの時間を短縮できます。また裏ワザとして、小さな紙製のパーツにアロンアルファを染み込ませて強度を上げることもできます。
特に小さなパーツを紙で作るときには重宝しています。例えば写真で赤く囲んだ部分、小指よりもさらに小さいですがアロンアルファを染み込ませてパーツ自体を強化しました。

彫刻刀
丸みを付けた穴を開けたいときに使えます。四角い穴ではなく、四隅を丸くしたいときに便利です。
※赤丸の個所が彫刻刀を使って加工したところです

マスキングテープ
塗装するときの塗分けや、接着剤が乾くまでの仮止めとして使います。
洗濯ばさみ
接着剤が乾くまでの仮止めとして使います。
特別な道具はいらない
雑誌などでは「3Dプリンタでパーツを作った」とか「レーザーカットした」などということを目にしたり耳にします。しかし厚紙工作ではそのような機会は必要ありません。
切り方や道具、紙の厚さなどを工夫すれば意外と細かいパーツはできてしまうのです。
工作するときの注意点
楽しく工作していくにはいくつか注意しておくことがあります。
- 手元に注意する
- 定規はしっかりと押さえる
- 1ミリ単位のズレはのちに響く
- 観察力が大事
これら3つのことに注意する必要があります。
手元に注意する
刃物を扱うため手元に注意します。特にカッターナイフは勢いで手を切ることもあります。
むかし、プラモのバリを削っていたとき、勢い余って左手の親指に刃が刺さり、大出血しました。
定規はしっかりと押さえる
軽い力だと線を引いたりカッターナイフで厚紙を切るときの力に負けてしまい歪んでしまいます。特にカットした線がゆがむと後戻りできません。
1ミリのズレはのちに響く
たった1ミリのズレも、立体にしていくとかなり目立ち、修正するのも面倒になります。それを防ぐには定規でメモリをきっちりと測る必要があります。
観察力が大事
実際にあるものを工作で作るには観察力も大事です。
例えば車ならドアや窓の形状や床下の構造、建物なら外壁の質感や見た目など。じっくりと観察することでよりリアリティのある工作物へつながっていきます。
まとめ
厚紙工作は文房具屋で買える道具だけで誰でも始めることができます。家にあるお菓子の箱などを使えば材料費はかからずに工作に挑戦することもできますよ。
自分だけのオリジナルの作品を作って趣味の世界を広めていきましょう!