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紙工作で立体を作る 紙を綺麗に切る方法を解説

こんな悩みを解決して、紙工作をもっと楽しくなる記事になっています。

今回紹介する方法を使って、紙を綺麗に切り、紙工作で立体を作ってきました

この記事で紹介する方法を使えば、紙工作を綺麗に立体にすることができ、趣味の時間を今よりもっと楽しくできます。記事前半では紙を綺麗に切るのに必要な道具、後半ではきれいにカットする手順を紹介しています。

紙を切るときに必要な道具

綺麗に紙を切るにはこれらの道具が必要です。

  • えんぴつ
  • 定規
  • カッターマット
  • カッターナイフ

この4つの道具がどうして必要なのか、何に使うのかを掘り下げて解説していきます。

えんぴつ

切る個所の下書きのために必要です。切るための道筋を書いてあげることで、綺麗にカットすることができます。

例えば旅行へ行くとき、あらかじめどこを通て行くか決めておかないと迷子になってしまいますよね。紙をカットするときも同じで、どこを切るのか分からないときれいにカットできません。

綺麗に切るための道筋を立てるために、えんぴつは必要です。

定規

下書きで直線を書いたり、カッターナイフでまっすぐ紙を切るために必要です。ここで定規を使ったもの、使わずにカットしたものを比べています。

※フリーハンドの方は下書きで直線を書いてから切っています。

下書きを書いても、フリーハンドでは少しずつ曲がってしまいました。まっすぐ綺麗に紙を切るには定規は大切なアイテムですね。

カッターマット

机を傷つけないために必要です。カットする紙より大きいものがいいですが、ない場合はA4サイズのものがちょうどいいです。

カッターナイフ

紙を綺麗に切るために必要です。はさみだと直線に切ることが難しく、厚紙はハサミでは切りにくく、指先に力をこめないといけません。しかしカッターナイフなら紙をなぞるようにすれば余計な力を入れずに紙を切ることができます。

そして定規を沿えることで簡単にまっすぐに紙をカットすることができます。

おすすめのカッターナイフについてはこちらの記事で紹介しています。

紙を綺麗に切る手順

切りたい幅や長さを紙に下書きする

カッターナイフで切る道筋を、えんぴつで下書きしていきます。

下書きの直線を引くために、2つの点を書き込みます。例えば幅5cmに切り出したいとき、厚紙の端から5cmの部分を2か所書き込みます。

下書きの点を定規を使って結ぶ

最初に描いた2点をつなぐように線を引くことで、直線を書くことができます。あとは切りたい長さになるまで線をのばしていきます。

カッターナイフで切る

下書きの線に定規をあわせ、カッターナイフで切っていきます。切り口には、カッターナイフによって盛り上がりができます。

切り口の盛り上がりは爪でなぞるようにすれば消すことができます。

紙を綺麗に切るコツ

定規は真上から押さえる

力を入れて真上から定規を押さえつけるようにしないと、カットしている最中に定規が下書きの線からずれてしまいます。そうするときれいに紙を切ることができません。

カッターナイフに力を入れすぎない

力を入れすぎると刃がゆがんで切り口が曲がったり、紙の下にあるカッターマットまで切ってしまい、カットするのが大変になります。まずは紙をなぞる感じでカットしていきましょう。

紙が切る力よりもカッターナイフに押さえつけられる力に負けてしまい、切り口がへこんでしまいます。

一度で切ろうとしない

一度に切ろうとすると刃が折れたり、紙とカッターナイフの刃の摩擦によってスムーズに切り進めることができなくなります。

曲線を切るときのコツ

曲線を切るときはできるだけ刃を立てて切ります。紙と刃が接触している面積を減らすことで曲線もスムーズに切れます。

カッターナイフは緩やかな曲線を切るのに向いていますが、急カーブやS字カーブが連続する曲線を切るには向いていません。なぜなら切る方向によって刃の向きを変えないといけないからです。

カッターナイフで紙を切るとき、奥から手前に向けて切ります。しかし急カーブやS字カーブは奥から手前、手前から奥など小刻みに切る方向が変わるため、それに合わせて刃の向きも変える必要があります。

そんな手間をなくすには、シャープペンの芯がナイフの刃になっているフレキシブルカッターを使うのもおすすめです。コピー用紙くらいの薄い紙を切るのに適しています。

フレキシブルカッター

刃の部分が360度自由に回転するので、刃の向きを気にする必要はありません。ペンを持つ感覚で紙をカットできます。カッターを寝かせずに立てると切りやすいです。(習字の筆と同じ感じ)S字カーブも楽に切ることができました。

まとめ 紙を綺麗に切るには道具が大切

紙工作において、紙を綺麗に切ることはとても大切です。その中でも4つの道具の役割をきちんと理解すること。

  • えんぴつ:下書きに使う
  • 定規:直線を下書きしたりまっすぐ切るときに使う
  • カッターナイフ:紙を切るために使う
  • カッターマット:机に傷がつかないようにするため

そして切るときの3つのコツ

  • 定規は真上から押さえる
  • 切るときは力を入れすぎない
  • 一度に切ろうとしない

これらのことを意識すれば、紙を綺麗に切ることができます。意識しながら手を動かして工作していきましょう。

紙工作で立体を作るにあたり、必要な道具をこちらの記事で紹介しています。

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